同期会・同窓会ひろば

ムーランルージュ新宿座と海城学園
投稿者:川崎真澄(教員卒)
2011年9月20日(火)

昭和21年11月2日、戦後初の本校文化祭の2日目に、
軽演劇の殿堂「ムーランルージュ新宿座」の公演がありました。
このことについて、6月以来、古典芸能部が調査・研究をしております。
調査にあたっては、ムーラン研究家にして、元参議院議員の野末陳平先生にご来校を頂き、レクチャーを賜りました。
そもそも、ことの始まりは、9月17日より新宿K'sシネマ(旧昭和館)にてロードショー中の「ムーランルージュの青春」を監督された田中重幸氏と顧問が知遇を得て、この研究は開始されました。
研究中、海城公演について、ムーランルージュの女優であった滝輝江さんの御証言が得られました(写真2はムーラン海城公演の主なメンバー。滝輝江さん蔵(右から6人目。昭和21年10月。新宿南口にて撮影)。
公演日の確定、公演の様子、招聘者などを調査するため、これまでに、
昭和22年~26年御卒業の皆様のご尽力を頂戴してまいりました。
とりわけ、沖為雄様、下村徹様、八尾俊道様、藤城能教様、石川達也様
には大変に有力な情報、および卓見を賜り、感謝申し上げます。
9月18日には新宿歴史博物館で行われた「ムーランルージュ新宿座開館80周年記念シンポジウム」へのお招きを受け、部員が研究成果を発表(写真3)。おかげさまでご好評をもって迎えられました。
また、遡りますが、8月10日にはNHK首都圏ネットワークで我々の取り組みが放映されました。
今回の文化祭では、山本満男様、片山忠美様にご協力を頂き、「海原会サロン」へ、研究のあらましを記したノートを置かせて頂くことができました。感謝申し上げます。
一連の研究、調査に対し、特に昭和20年代にご卒業の方々より関心をお寄せ頂いております。
研究の詳細につきましては、本校ホームページ内の「海城PRESS」にございます。ご一覧願えれば幸いです。と、同時に、当時の公演につきましてご存知の方は、海原会連絡室までご一報いただけますと幸いです。

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あった!自分の卒業アルバム!
投稿者:広報委員会(平成2年卒)
2011年9月19日(月)

創立から120周年もたてば、卒業アルバムは膨大な量になります。最古の卒業アルバムとしては大正8年のものが実在し、以後、戦後の一時期を除き2011年までほぼすべての卒業アルバムが資料室に保管してあります。
海原会サロンでは電子化済みの卒業アルバムを個人情報に配慮した形で自由閲覧とし、原本をサロンスタッフ随伴という形で閲覧可としました。

「捨ててはないけど、実家のどこかにしまい込んでいてどこにあるやら…」
「オレ、乱暴者だったから棒倒しに出させてもらえなかったんだ!」
「あなた、おじいちゃんにそっくりじゃない?」
「痩せてる!」
「面影あるだろ?あるって言えよ!」
海原会サロン内にいろいろな声がわき上がりました。

校舎は変わってしまいましたが、母校にお立ち寄りいただければ「あのときの私」に出会うことができます。次回の海城祭ではぜひ海原会サロンにお立ち寄りください。ご家族といらしていただければ、皆様が紅顔の美少年だった事実をスタッフ一同全力で証明させていただきます。

写真上段 証拠写真捜索中
写真下段 美少年時代の自分を発見できた方々

写真:立石博巳(昭26) 国井信男(昭62)

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海原会サロンにて
投稿者:広報委員会(昭和34年卒)
2011年9月17日(土)

海原会サロンにて昭和34年卒の方々が集合。
サロンの展示をごらんになったあと、校内をひと回り。
これから新大久保某所で同期会とのことでした。

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高橋義治展 2011
投稿者:杉山紘千佳(昭和36年卒)
2011年8月23日(火)

昭和36年卒、(故)高橋義治さんの個展が、8月8日(月)~14日(日)まで、昨期に続き銀座アートホールで開催されました。

当初は那須海城で開かれる予定でしたが、東日本大震災の影響で、銀座アートホールで開催されることとなりました。1週間に渡る期間中、義治氏の芸大のときの仲間、絵描き仲間、現美大生、当校の古賀理事長、森山事務長、36会の面々が訪れました。中には作品を購入した人もいるとのことでした。

展示品は30点あまりで、版画の他、油絵も数点展示されました。写真は入口風景と来展者がくつろいでいるとこと展示会全景です。

写真・文 36年卒広報委員 杉山紘千佳

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青葉益輝を悼む
投稿者:山本 満男(昭和27年卒)
2011年7月22日(金)

 33会の石原さんから一報をいただき、すぐさま新聞で確認し訃報に接した。
7月9日 食道がんで死去。71歳、早い!
彼は近年、海城出身者としては傑出した人物の一人だと思う。

 トネさんの奥さん(故利根山光人夫人)に報告した。びっくりしていた。
≪あの子は賞を貰うたんびに、知らせに来るのよ≫
そう言えば数年前居合わせたときに、紫綬褒章内定の報告に来たことを覚えている。又、自分のポスターをアトリエに貼って帰っていたこともあった。
思い出した。トネさんの記念館、作品展の案内状、ポスターなど手掛けていたこと。彼は元海城美術教師の利根山先生に育まれたことは事実だ。

 青葉益輝ほどグラフィックデザイナーとして、世界中の「賞」を総なめにした人物はほかに居ないのではないか。朝日広告賞、毎日広告奨励賞だとか、日本宣伝賞、ニューヨーク、フランス、ワルシャワ、フィンランドなどのビエンナーレ展グランプリ。きりがない。その数20以上。

 かつてトネさんが「日本芸術大賞」の受賞理由は≪活力ある文明批評を内蔵した幅広い造形活動に対して・・・≫と言うものだった。
 青葉益輝は社会派デザイナーと呼ばれるのは、トネさんの影響を充分受けている。この感動の中身は疑いもなく、美術と社会に関わりについての開眼に他ならないだろう。彼のアイデアとウイットに富んだ、研ぎ澄まされた作品には見応えがある。

青葉益輝は母校海城に絵画作品を数点寄贈している。これらの作品は3号館(那須海城)に展示してある。そして校庭にモニュメントの制作依頼があったとか。それも未遂に終わったことが悔やまれる。彼の功績は忘れてはならない。合掌。

写真説明  上 広島市民にpeace文字をびっしり書いて平和アピール
           ご機嫌の青葉氏
        中 鉄砲の先がひん曲がってハートの形、「the end」
           戦争は終わり
        下 海城に寄贈作品、愉快な顔達が飛んだり跳ねたり
           元気で行こう

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