同期会・同窓会ひろば

同級生の図書、第11回角川財団学芸賞最終候補作に残る!
私と同級生である呉座勇一君が昨年9月26日(水)に出版した著書『一揆の原理―日本中世の一揆から現代のSNSまで』(洋泉社、1,680円)がこの度、第11回角川財団学芸賞(※)最終候補作になりました!
本書については、昨年の11月13日(火)及び12月3日(月)、本ひろばにおいて紹介させていただきました。また、本年2月1日(金)には、「紀伊國屋じんぶん大賞2012――読者と選ぶ人文書ベスト30」において、第17位に選ばれたことも報告させていただきました。
海城OBの皆様、もし興味をもたれた方は、同書店にてこの著書を手に取ってご覧いただき、お買い上げいただければ幸いです。
なお、同賞の他の候補作を含め、詳細は、以下のホームページもご覧ください。
http://www.kadokawa-zaidan.or.jp/news/2013/09/000254.php
(※)アカデミズムの成果をひろく一般読書人・読書界につなげ、知の歓びを共有するとともに、研究諸分野の発展に寄与することを目的として、平成14年に設定された賞。(角川文化振興財団ホームページより)
両手に花
9月10日から開かれている富田勝彦さん(昭和51卒)の個展にお邪魔してきました。
個展は成城学園の駅から南に5分ほど行ったところにある画廊「さくらさくギャラリー」で開かれています。
ギャラリーには極彩色の蘭の絵が所狭しと飾られています。ひと枝を描いたもの、一輪の花のアップを描いたものと様々な構図がありました。くっきりとした色づかいは人を元気にするようなオーラを感じます。絵心のない私には鑑賞力はありませんが、病院のロビーやリゾートホテルのエントランスに合う感じだなぁ、などと考えてしまいました。
富田さんは海城高校卒業後、武蔵野美術大学に進まれ、卒業後は創作活動をしつつお勤めをされたときあり、世界中を放浪されたときありと様々な経験をされたそうです。今回の絵にも家の中にこもっていては見えてこない何かが込められているように見えました。
富田さんは海城中学校から入学されたそうで、社会科の福田先生が奉職されたときの最初の中学サッカー部のキャプテンであったとのこと。当時のサッカー部のエピソードとして、生徒と先生での練習試合で、当時海城で国語を教えられていた尾木先生(尾木ママ)とボールの取り合いをして転ばしてしまったことなどを懐かしそうに話されていました。
花の絵に囲まれた富田さんはニコニコ。美しいものに囲まれるとそれだけで幸せな気分になりますからね。まさに両手に花といった感じでご自分の作品と一緒に写っていただきました。
画像上:さくらさくギャラリーのエントランス
画像下:作品と富田さん
訃報:石川達也さん
昭和25年卒の石川達也さんが亡くなられたとのご報告をいただきました。
2011年の海原会記念艦三笠見学は、三笠保存会法務理事を務められていた石川さんのご尽力で実現できたイベントでした。生前のご恩に感謝し、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
石川さんは在学中は野球部で活躍されていました。今回の一報は野球部OB会からお知らせをいただきました。
画像:記念艦三笠にて
昭和28年海城中学入学 31年卒同窓会
昭和28年海城中学に入学、原寛先生(国語)が担任の諸兄(50名余)!
平成25年11月に中学同窓会を開きたく計画中です、消息1/4程しか判明していません、心あたりの方連絡乞う。
※ご連絡は「海原会へのお問い合せ・ご連絡」からお願いいたします。
五星山展と海城OB
東山魁夷・高山辰雄・平山郁夫・加山又造・大山忠作という名前に「山」の字を持つ文化勲章を受章した画家の作品を集めた展覧会が福島県二本松市の大山忠作美術館で行われます。
開催の時期は10月12日から11月17日までと二本松名物の菊人形展の時期と合わせています。
海城高校には大山画伯の親族4人いるそうで、親戚で集まった(ある意味の海原会分科会?)際、みんなで五星山展を応援しようということになり、海原会へご報告をいただきました。
大山画伯の親族の海城OB
昭和25年卒三浦三千児(従兄弟)
昭和29年卒三浦裕二(義弟)
昭和36年卒杉山紘千佳(従兄弟)
昭和38年卒杉山紘紀(従兄弟)
※()は大山画伯との続柄
今年はNHK大河ドラマのおかげもあって福島が盛り上がっているようです。皆様、秋の行楽の時期は二本松へ訪れてはいかがでしょうか。
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。