クラブ・委員会ひろば
<第18回 海城吹奏楽団定期演奏会>−感想− その1
連休最後の5月5日、ここ中野の空は澄み渡り、心地よい薫風が、頬をなでる。今年も恒例の母校吹奏楽団定期演奏会が、中野ゼロホールで開かれた。
多数のご父兄のなかに、セーラー服の女生徒も混じり、甲斐甲斐しくサポートするお母様方と相俟って、華やいだ雰囲気は、かっての、母校には見られなかった風景である。
今年も整然と並んだ団員の溌剌とした音の競演が始まった。例年の福島先生の巧みな曲の紹介、重厚な解説が、付く。
「ウイーンはいつもウイーン」と、ワインの新酒を楽しむような軽快なワルツで、始まり、「ハイ・ソサエテイ」で一気にニューオルリンズに飛ぶ。ジャズの香りを、ほんのり効かせた快調な出だしだ。
一転して、哀調を帯びたトロンボーンの響きが、「ロンドンデリーの歌」、お馴染みのダニーボーイのメロデイを奏でる。
フルート、クラリネットが、上手く締めて、その心地よさは何とも云えない。
次は、衣装も、楽譜台も、ミッキイマウスで飾り、夢のファンタジー、Disneyの世界に誘う。
佐藤先生の柔らかいタクトさばきで、トランペット、ピッコロ、フルート、チューバなど、金管、木管の絡み合いがコミカルな雰囲気を、うまく作りあげていた。
そんな中、メリーポピンズ役の妙齢な生徒とエントツ掃除役が、演奏を盛り立て、観客の笑いを誘う。
続いて、ライオンキングの主題歌「愛を感じてーCan you feel the love tonight」を高らかに歌い上げ、「メインストリート・エレクトリカル・パレード」の、金管楽器の奏でる見事なサウンドで、Disneyの世界を駆け抜けた。
=その2へ続く=
右画像
上段 リーフレット表紙
中段 フォトアルバムその1
下段 フォトアルバムその2
フォトアルバムは全4ページ
山本満男氏(昭和27年卒)作成
<第18回 海城吹奏楽団定期演奏会>-感想- その2
休憩の後は、「エスパーニャ・カーニ」。福島先生の解説で期待感が盛り上がり、佐藤先生のメリハリのついた指揮に応えて、団員諸君の力強く、豪快な響きがホール一杯に響き渡る。
男子校の吹奏楽は、その力強さは、お手のもの、その中に繊細な音色も取り入れて、絶妙に絡み合う様は実に見事だ。
最後は、組曲「百年祭」、福島先生曰く、学園創立120年の今年に因んでの選曲と言う。荘厳、華麗な金管の生き生きとした響きで始まり、最後は、打楽器の力感溢れる響きに、金管、木管の響きが、一体となって、一気にファンファーレに駆け上がる。
そして、万来のアンコールに応えて、我が海城に最もピタリとくる、「錨をあげて」で締めくくった。
地震災害の影響で、例年になく練習環境やその時間が、制約された中で、団員諸君のひたむきな演奏、本当にありがとう。気分爽快な一時でした。そしてこれは、団員OB, ご父兄、先生方の大いなるサポートがあることに、あらためて、感謝いたします。
予告! 「第19回 海城吹奏楽団定期演奏会」開催
1:日時、2012年5月6日(日)、14:00(予定)
2:場所、なかのZERO・大ホール (JR中野駅、徒歩約7分)
右画像
上段 フォトアルバムその3
下段 フォトアルバムその4
フォトアルバムは全4ページ
山本満男氏(昭和27年卒)作成
第120回海城祭、始動!
今年は海城学園創立120周年です。
第120回海城祭に向け、現役の文化祭実行委員会(文実=ブンジツ)スタッフは着々と準備を進めています。
4/23(土)の放課後、文化祭実行委員会・生徒会OB会では現役文実スタッフを表敬訪問しました。
節電モードで薄暗い生徒会室でしたが、スタッフはやる気でメラメラと燃えていました。頼もしい後輩たちです。
文化祭実行委員会・生徒会OB会では今年も海城祭で展示を行う予定です。皆様のご来場をお待ちしております。
文化実行委員会・生徒会OB会 新年会
◎平成23年1月3日 ◎出席者 12名
平成11年卒の齋藤くんのとりまとめで20代から40代までが集結。
OB会では海城祭で展示を行っている。OBでありながら今の海城祭にも触れているため、話題は思い出話が半分、今年の海城祭の話が半分。
名残は尽きぬまま、今年も海城祭でまた会おう!と誓い散会。
最近ご無沙汰のOB諸君。どうしているだろうか?是非第120回海城祭で会おう!今年はメモリアルだ!
4年ぶりの海城新聞OB会を開催
春一番のポカポカ陽気の平成23年2月25日、約4年ぶりの海城新聞部OB会を新宿ホテルセンチュリーサザンタワーで開催しました。
参加者は昭和25年卒の梅澤さんから昭和43年卒まで、オブザーバー参加で「海原」編集委員の昭和27年卒山本さんを含め12名。
会は幹事の石原さんが用意してくれた、昭和40年3月発行の海城新聞100号記念号の話題で大いに盛り上がった。残念ながら私自身は昭和40年4月の入学なので101号からの関係になるのだが、当時は新聞クラブの中に社会部や写真部があった話など新聞社並みの組織と活動に圧倒された。持ち寄った黄色く変色した新聞を見ながら初期のころとの題字の違い、野村吉三郎さんとの対談話、運動会開催に合わせ朝日新聞社にお願いして社有機からグラウンドへの花束投下とその行動力にびっくり。また、全国コンクールにおいて編集内容がハイレベルということで朝日賞・毎日賞を獲得したこと、長年続いた女子校訪問シリーズ、新宿界隈の映画館への広告取りで顔なじみになり、担当者は顔パスで入館OKなど、思い出話に花が咲きすぎてあっという間の2時間のOB会でした。
30余人に亘る「会員の近況」が冊子として配られたのを見て、次回はもっと多くのメンバーを会に誘おうと約束し散会しました。
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。