クラブ・委員会ひろば

<第18回 海城吹奏楽団定期演奏会>−感想−   その1
投稿者:安藤 浩(昭和34年卒)
2011年5月14日(土)

連休最後の5月5日、ここ中野の空は澄み渡り、心地よい薫風が、頬をなでる。今年も恒例の母校吹奏楽団定期演奏会が、中野ゼロホールで開かれた。
多数のご父兄のなかに、セーラー服の女生徒も混じり、甲斐甲斐しくサポートするお母様方と相俟って、華やいだ雰囲気は、かっての、母校には見られなかった風景である。

今年も整然と並んだ団員の溌剌とした音の競演が始まった。例年の福島先生の巧みな曲の紹介、重厚な解説が、付く。
「ウイーンはいつもウイーン」と、ワインの新酒を楽しむような軽快なワルツで、始まり、「ハイ・ソサエテイ」で一気にニューオルリンズに飛ぶ。ジャズの香りを、ほんのり効かせた快調な出だしだ。

一転して、哀調を帯びたトロンボーンの響きが、「ロンドンデリーの歌」、お馴染みのダニーボーイのメロデイを奏でる。
フルート、クラリネットが、上手く締めて、その心地よさは何とも云えない。
次は、衣装も、楽譜台も、ミッキイマウスで飾り、夢のファンタジー、Disneyの世界に誘う。
佐藤先生の柔らかいタクトさばきで、トランペット、ピッコロ、フルート、チューバなど、金管、木管の絡み合いがコミカルな雰囲気を、うまく作りあげていた。
そんな中、メリーポピンズ役の妙齢な生徒とエントツ掃除役が、演奏を盛り立て、観客の笑いを誘う。

続いて、ライオンキングの主題歌「愛を感じてーCan you feel the love tonight」を高らかに歌い上げ、「メインストリート・エレクトリカル・パレード」の、金管楽器の奏でる見事なサウンドで、Disneyの世界を駆け抜けた。


=その2へ続く=


右画像
上段 リーフレット表紙
中段 フォトアルバムその1
下段 フォトアルバムその2

フォトアルバムは全4ページ
山本満男氏(昭和27年卒)作成

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