クラブ・委員会ひろば

詳報=小松川高校戦
投稿者:広報委員会(昭和33年卒)
2011年7月18日(月)

於:神宮第二球場 7月17日(日)10:00開始


前回に引き続き海原会広報委員会の総力編集で、どの新聞より詳しく海城高校野球部の試合の様子をお伝えいたします。


〔試合前〕
前戦に引き続き、猛暑の神宮。今回の対戦相手は前評判の高かった都葛飾野を下した都小松川だ。海城ナインはどう立ち向かうのか?


〔序盤〕

189cmという長身の竹内投手と180cmの佐藤捕手との長身マンモスコンビ。その背丈を利用して投げる速球は適当に荒れて、相手打者に的を絞らせない。
打撃は前戦にまして快調。
初回、水野君が四球で出ると、中川君、稲木キャプテンのシングル、竹内君の犠打で早くも2点先取。
3回には稲木、神上、竹内、将積君が、ダブル、シングル、ダブル、シングルと連ね、3点を加えた。


〔中盤〕
竹内投手はときおり高めに浮くボールが出て四球を与えるも、前回のような連続にはならず、ストレートで押す彼本来のピッチングを見せた。
4回には、交代した相手ピッチャーからも中川君の右三塁打、稲木君のシングル、竹内君の三塁横を痛烈に抜くダブルなどで3点追加の0対8。三塁踏み忘れで1点追加ならずのミスも出たが、応援席では早くも勝負あったの感。


〔終盤〕
勝負は下駄を履くまで分からない。8点を追う小松川は、5回の表にタイムリーで1点を返し、粘りを見せる。
5回の裏、小松川は3番手投手をマウンドに送り込んだ。海城打線は猛攻の手をゆるめず、連続四球のあと将積君のタイムリーで2点。1対10と突き放す。
6回、四球、デッドボールのランナーを稲木君のセンター前ヒットで還し、止めを刺した。10点差になり規定により6回コールド。1対11の快勝となった。
竹内投手は完投。6回まで3安打で、残塁6、失点1というまずまずの結果を残した。海城打線は14安打とよく打ち、2回を除く毎回得点。
今回の試合では海城側の堅守が目立った。再三のピンチも守備で救い、竹内投手を支えていた。


〔次戦に向け〕
「今回のこのチームは『1』がキーポイント。投手は背番号『1』のエースの彼の調子とスタミナ次第だが、今回は6回まで無事抑える事ができた。打者は『1番』の当たりが出ていなかったものの、その『1番』打者が四球で出塁して6回コールドゲームの切っ掛けを作った。4回戦以降もこのパターンを守り、できれば投手の継投も用意したい」とは応援歴50年を超える大OBのつぶやき。
それにしても、このすさまじい暑さには閉口する。照り返しの強い人工芝の上は、恐らく40度近くになっているとみられる。選手諸君の疲労もかなり溜まっていることであろう。
次戦は、強豪、駒澤大学高だけに、この4回にあった三塁踏み忘れのような凡ミスは許されない。もう一度、気を引き締めて、一段の奮起を期待したい。

     1 2 3 4 5 6
---------------------------------------
小松川 0 0 0 0 1 0 | 1
海 城 2 0 3 3 2 1×| 11
---------------------------------------

4回戦は7月19日(火)12時30分より、大田スタジアムにて駒澤大学高と対戦。悪天候が予想される中、春の選抜に出場経験もある強豪を海城ナインがどう攻略するか?
皆さんのご来場をお待ちしております。


写真上段:好調な海城打線
写真下段:盛り上がる応援席

取材 石原長夫(昭和33年卒)・安藤浩(昭和34年卒)
写真 石原長夫(昭和33年卒)
構成 国井信男(昭和62年卒)

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詳報=筑波大附属駒場高校戦
投稿者:広報委員会(昭和33年卒)
2011年7月15日(金)

於:神宮第二球場 7月14日(木)10:00開始

海原会広報委員会の総力編集で、どの新聞より詳しく海城高校野球部の試合の様子をお伝えいたします。

〔試合前〕
都内有数の進学校同士の対決。筑波大附属駒場はここ数年早期敗退が続いているものの、これはくじ運の問題。現役東大野球部員の出身校としては海城とともに一大勢力を誇る。
文武両道に秀でる両校の勝敗の行方は?


〔序盤〕
海城打線は、初回から積極的に打って出て、連続四球のあと、田口君のダブル、竹内・将積両君のシングルで、3点をもぎとった。
2回も相手投手の不調をつき、四球、打撃妨害から中川、稲木両君のタイムリーで2点を加え、早くも5点リード。2回早々に先発投手をマウンドから引きずり下ろした。
投げては189cmの竹内投手と180cmの佐藤捕手という大型バッテリーが活躍。竹内君の二階から投げ下ろすような速球は筑駒の打者を翻弄。


〔中盤〕
更に攻撃の手を緩めず、4回に竹内君のタイムリー、5回に田口、稲木両君のダブル・シングルと続き、3点を入れて早くも、8対0と楽勝ムードが漂う、このままでいけば7回コールドの線まで見えて来た。
ところが6回、好投の竹内投手が突然乱れた。ボールが高めに浮いて投球リズムを崩し、2死のあとから四球を連発。2点を失い降板。
リリーフの是澤投手は予期せぬ交代に動揺したためか、力はあるものの球筋が定まらず、四球のあとの狙い撃ちという悪循環。6回は結局3失点。


〔終盤〕
突如、筑駒に流れが傾いた。
是澤投手の力投が続くが、7回は守備の乱れもあって更に2失点。6・7回で5点を失い、8対5。勝敗の行方は全く分からなくなった。
海城打線は1番を除く先発全員が安打を発つ15安打するも、2回に代わった相手投手がその後立ち直り決定打が出ない。6回以降は走者を出しても無得点の16残塁。
このピンチに現れたのが2年生左腕の新井君。粘り強い投球がチームの危機を救った。サウスポー特有の内角に食い込むシュートは鋭く、度胸よく投げ込む姿は、実に頼もしいもの。8・9回と走者は出したが外野の好守にも助けられ、8対5のまま逃げ切り。海城高校の勝利となった。
「猛暑で投手のスタミナが心配。継投をはじめとする選手交代があることを考えておきたい。内・外野共に守備は先ず先ずだった」とは応援歴50年を超える大OBの言葉。苦しんで手にした勝利に学ぶことは多く、1勝以上の価値があったはず。今回の経験をぜひ次戦に生かしてほしい。


〔スタンドにて〕
今年も大勢の在校生、野球部員、校友の皆さんがつめかけた。吹奏楽団の熱く力強い響きと相俟ってスタンドが一体にまとまり、大変な盛り上がり。選手父母会のお母様方の応援、サポート体勢は、今年もみごと!試合開始前にはメガホン、団扇を配り、お茶や勝ち割りの氷を用意するなど、心のこもった対応にただただ感動。
今回、海原会として選手父母会へ「氷代」として金1万円を用意。都合で徳光会長、立石副会長が欠席されたため、安藤・石原両副会長が稲木主将の母上である父母会長に代行で渡した。


      1 2 3 4 5 6 7 8 9 T
-----------------------------------
海  城 3 2 0 1 2 0 0 0 0 8
駒  場 0 0 0 0 0 3 2 0 0 5
------------------------------------


3回戦は7月17日(日)10時より、神宮第二球場にて都立小松川と対戦。
皆さんのご来場をお待ちしております。


写真上段:メンバー表
写真中段:初回の攻撃
写真下段:吹奏楽団

取材 石原長夫(昭和33年卒)・安藤浩(昭和34年卒)
写真 池内宏(昭和33年卒)・杉山紘千佳(昭和36年卒)
構成 国井信男(昭和62年卒)

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海城OB御用達の店
投稿者:国井信男(昭和62年卒)
2011年6月29日(水)

中野のとある飲食店。
生徒会同期の横川と訪れると、奥の方から「よう」という声。
3つ上のラグビー部OBの清水さんがすでにいらっしゃいました。
しばらくすると、「おう、お疲れ!」とラグビー部OB会前会長の川村さん。

ここは海城OBの集う場所。ラグビー部と生徒会OBが多いですが、クラス会の2次会としても利用されています。
ある意味、毎日が海原会懇親会。夜な夜な海城OBが酒を酌み交わしています。こういう場所は他にもあるのでしょうか。

写真:酔った横川がなぜか川村さんの肩をもみ始める
写真上  元生徒会副会長横川
写真中央 ラグビー部OB会・前会長川村さん
写真左  ラグビー部OB清水さん
撮影 国井

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海城出身の大選手
投稿者:赤石 浩(昭和36年卒)
2011年6月16日(木)

海原会総会で海城出身の往年アメリカンフットボーラー3方とお会いしました。34年栗原さん、35年渡辺さんと宮内さんです。

栗原さんは36〜38年の日大の名クオータバックで連続全国制覇をなされ、ロング・ショートのパスを投げ分けとてもクレバーなオールジャパンの名選手でした。(写真中央)

渡辺さんは36〜39年のやはり日大のエースランニングバックでした。
栗原さんとのコンビは絶妙でパスにランに多彩なステップは芸術的でポイントゲッターでした。その後、大東文化大学のフットボール部総監督をもう半世紀近く就任されているそうです。(写真左)

宮内さんは渡辺さんと全く同時期の明治エースランニングバックでした。渡辺さんとは全くタイプの違う、低い姿勢で鋭くヤードを獲得するタイプでファーストダウン獲得時には決まってボールキャリアーでした。(写真右)

海城出身のフットボーラー(昭和33年〜42年頃まで)は数多く、関東学生リーグではフットボール部無きフットボーラー産出高として評判で、その数20人以上と記憶しています。(バスケット部・柔道部出身者が大半)

海城高校からこんな有名選手生まれたことを現役フットボールチームも誇りに思い、益々の精進を祈ってます。

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<第18回 海城吹奏楽団定期演奏会>−感想−   その1
投稿者:安藤 浩(昭和34年卒)
2011年5月14日(土)

連休最後の5月5日、ここ中野の空は澄み渡り、心地よい薫風が、頬をなでる。今年も恒例の母校吹奏楽団定期演奏会が、中野ゼロホールで開かれた。
多数のご父兄のなかに、セーラー服の女生徒も混じり、甲斐甲斐しくサポートするお母様方と相俟って、華やいだ雰囲気は、かっての、母校には見られなかった風景である。

今年も整然と並んだ団員の溌剌とした音の競演が始まった。例年の福島先生の巧みな曲の紹介、重厚な解説が、付く。
「ウイーンはいつもウイーン」と、ワインの新酒を楽しむような軽快なワルツで、始まり、「ハイ・ソサエテイ」で一気にニューオルリンズに飛ぶ。ジャズの香りを、ほんのり効かせた快調な出だしだ。

一転して、哀調を帯びたトロンボーンの響きが、「ロンドンデリーの歌」、お馴染みのダニーボーイのメロデイを奏でる。
フルート、クラリネットが、上手く締めて、その心地よさは何とも云えない。
次は、衣装も、楽譜台も、ミッキイマウスで飾り、夢のファンタジー、Disneyの世界に誘う。
佐藤先生の柔らかいタクトさばきで、トランペット、ピッコロ、フルート、チューバなど、金管、木管の絡み合いがコミカルな雰囲気を、うまく作りあげていた。
そんな中、メリーポピンズ役の妙齢な生徒とエントツ掃除役が、演奏を盛り立て、観客の笑いを誘う。

続いて、ライオンキングの主題歌「愛を感じてーCan you feel the love tonight」を高らかに歌い上げ、「メインストリート・エレクトリカル・パレード」の、金管楽器の奏でる見事なサウンドで、Disneyの世界を駆け抜けた。


=その2へ続く=


右画像
上段 リーフレット表紙
中段 フォトアルバムその1
下段 フォトアルバムその2

フォトアルバムは全4ページ
山本満男氏(昭和27年卒)作成

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リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。

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