同期会・同窓会ひろば

もうすぐ30年
昭和61年卒・進邦先生クラス13組の同窓会を、2015年9月5日、「新大久保・日本海庄や」にて開催しました。
私たちは、来年の3月で卒業30年、ほとんどのメンバーが4度目の年男です。進邦先生は毎回の同窓会に参加して下さり、傘寿を迎えられ益々お元気です。
卒業以来、初の同窓会参加者もおりました。高校時代の思い出話から、現在の仕事や家庭、また子供の大学受験など、充実した話が出来ました。最後は力自慢のメンバーの対決の腕相撲も行いました。
次回は2年後の9月、また元気に集い合いたいと思います。
【訃報】加藤隆之さん(昭和13年卒)
加藤隆之さんが亡くなりました。
加藤さんは旧制海城中学校を昭和13年に卒業。立教大学に進むも、戦況の悪化に伴い学業を中断。戦時中は陸軍経理部将校として台湾に駐屯されました。
戦後は会計事務所を設立し独立開業されましたが、働きながらも学業は継続され、昭和33年に立教大学大学院で修士号を取得。
その後は日本公認会計士協会本部東京会の会長、同協会本部全国会の副会長などを歴任され、生涯現役の公認会計士として活躍されていました。
5月に発行された会報「海原」41号でも戦前の海城の思い出を語ってくださったので覚えていらっしゃる方も多いと思います。
生前のご恩に感謝し、ご冥福をお祈りいたします。
画像:会報「海原」41号から
平成18年度卒3年5組の同窓会
去る8月14日に平成18年度卒3年5組の同窓会が開かれました。毎年恒例となったこの同窓会も今回で9回目となりました。我々もほとんどが社会人として働き始め、近況報告が勤務地や仕事の内容になりました。中には起業を成し遂げた同期や医師として働き始めた同期も現れました。皆が立派に社会人として働いている様子を聞くと、自分も負けていられないと良い刺激になります。渡邊先生を含め、皆のこれからの活躍が期待されます。また今回初めて結婚の話も出てきました。この前まで一緒に海城に通っていたはずの同期が結婚すると聞くと改めて時の流れの早さを実感します。そんな我々の同窓会も次回は記念すべき第10回目となります。今回参加できなかった方も、来年会えることを楽しみにしています。今回参加してくれた皆様、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
関先生を囲んで
昭和61年卒の新保城一さんからご報告をいただきました。
関先生を囲んで昭和61年卒の仲間が酒を酌み交わしたとのこと。
場所は上野広小路にある純酒肴吟。今春の会報「海原」でも紹介された昭和63年卒の坂元剛洋さんのお店です。
松戸で歯科医をされている新保さんを始め、集まったみなさんは各方面で活躍されている方ばかり。でも、恩師の前ともなると、海城時代の雰囲気で写真に収まってしまうから不思議です(笑)。
夏の終わりに
今年は終戦から70年ということで、さまざまな形で平和への祈りと戦没者への慰霊が行われました。
長野県上田市には、志半ばにして戦場で命を落とした画学生の作品を収蔵した、無言館という美術館があります。8月中旬、無言館には多くの中学生が無言館を訪れていました。戦争を知らぬ少年たちは作品やその作者の短い生涯のまとめに真剣なまなざしを向けていました。
この美術館の館長をされている窪島誠一郎さん(S35卒)は長年かけて戦没者画学生の絵画を収集されてきました。それらの作品は若い画学生のものなので必ずしも名作揃いとはいえないかもしれませんが、自らの残された命を悟り作り上げられた作品には、見るものの心に響く迫力があります。彼らが戦争で命を落とさなかったとしたら、どのような作品を生み出していったのでしょうか。
無言館の近くには観光名所が多く、映画「サマーウォーズ」の1シーンにも登場した上田電鉄別所線が走り、終点には信州の鎌倉とも呼ばれる名湯別所温泉があります。夏の終わりに足を向けてみてはいかがでしょうか。
画像上:無言館入口
画像下:上田電鉄別所線の別所温泉駅
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。