クラブ・委員会ひろば

詳報:海城吹奏楽団
投稿者:海原会副会長・安藤浩(昭和34年卒)
2012年5月14日(月)

初夏を想わせる五月晴れの昼下がり、恒例の「海城吹奏楽団」-Kaijo Wind Emsemble-の19回目の定期演奏会が、5月6日(日)、なかのZero Hallで開催された。
会場には、在校生、団員のご父兄、祖父母の方々に加え、セーラー服姿の女学生の一団が目を引く。また、海原会の見なれたメンバーの中に、海城の女子卒業生、お二人の存在が異彩を放つ。例によって、福島先生の流暢な挨拶と曲紹介で幕を開け、勇壮なマーチ「大空」で開演スタート。会場いっぱいに溢れんばかりのサウンドが響きわたり、聴く者を圧倒する。

今年は、今夏のロンドンオリンピック開催に因み、イギリス関連の曲が披露された。
同国のマーチ王、アルフォード作曲「後甲板にて」に続き、童謡でお馴染みの「ロンドン橋」が、柔らかなクラリネットの音に乗って、コミカルな雰囲気を醸し出す。一転して荘重且つ勇壮な力強い金管の響きが弾けるように迫る。イギリスの現代作曲家、スパークが先の「東日本大震災」からの復興を願って作曲した「陽はまた昇る」とのこと。明治期に、日本の先進国入りに大いなる援護となった日英同盟の昔から、この大英帝国からの励ましは、有難いものだ。今年は、エリザベス女王即位60周年の祝賀の年でもある。

第二部はイギリスポップスと銘打って、スタートは、ホルストの「惑星」から木星のメロデイがジャズのテンポで軽快に奏でられる。続いて、ロングヒットのミュージカル「キャッツ」のメドレーが、サクソフォン、クラリネット、フルート中心に哀調帯びた音色が美しい。中でも、名曲「メモリー」が出色の出来。次はビートルズのあまりに有名な「オブラデイ・オブラダ」だ!いかにも、口ずさみながら踊りだしたくなるような心地よい演奏に拍手。
次の「スノーマン」も、なかなかのもの。二部の最後が「故郷の空」、云わずと知れたスコットランド民謡。金管、木管の軽やかな響きに、パーカッションが力強く応えて色を添える。ジャズ風の軽快なタッチに思わず客席も手拍子をとる。吹奏楽を学ぶ団員の一番の至福の時であろう。

最後、第三部の冒頭は、日本人作曲のマーチ「秋空に」----、繊細な季節感を、団員諸君のしっとりとした哀愁漂う演奏が、佐藤先生のしなやかなタクトに導かれて見事だ。続いて、日本情緒溢れる歌曲の数々を世に送り出した山田 耕作作品「からたちの花」、「この道」「待ちぼうけ」「あわて床屋」など、時には力強く、時には柔らかく奏で、聴く者の心を奪う。
さあー、最後の曲「夢への冒険」、あまり馴染みのない曲だが、トランペット、トロンボーン、ホルンなど金管の響きが、際立ち、力感溢れる演奏が印象に残った。

最後に三つお礼を申し上げたい。
一つは、コントラバスの女性に最初びっくり、あとで納得。むくつけき男の集団をサポートしてくださりありがとうございました。
もう一つ、福島先生、長い間、本吹奏楽団をご指導くださり、まさに、謝謝!あの心こもった曲の紹介ダンデイな司会ぶりは、定期演奏会に足を運ぶ楽しみでもありました。ありがとうございました。
最後に、団員諸君、今年も見事に、定期演奏やり遂げましたね!楽しい会でした。有難う。また、海原会総会や、神宮、海城祭での演奏、よろしくおねがいします。
そして、Kaijo Wind Umsembleを毎々支えてくれているOBの方々、並びに、お母様軍団の皆様に心から、お礼申し上げます。

尚、来年の演奏会は第20回記念定期演奏会として2013年5月6日(祝)、なかのZero Hallにて開催されます。


画像上:吹奏楽団
画像中:今年度で勇退される福島羊一先生
画像下:海城OB(OGも)も応援に駆けつけました。
撮影:立石博巳氏(S26)・杉山紘千佳氏(S36)

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kaijo wind ensemble
投稿者:広報委員 山本満男(s27年卒)
2012年5月8日(火)

感想
有名な作家の言葉に、うろ覚えだが「音楽は目に見えない絵画である。絵画は目に見えない音楽である」
そう思うと、音楽界でも演劇でもそこに居合わせなければ、その臨場感は言葉に言い表せませんね。嬉しい音、悲しい音、歓喜の音、それが音楽なんですねぇ。

吹奏楽は軍事を鼓舞するためにあったそうだ。海城吹奏楽団はその域を脱して、名実ともに多楽器編成を擁して、最早オーケストラアンサンブルになった。しかし、司会の福島先生が言ったように、学校の宿命かメンバーが変わる。曲目はいっぱいあるが奏者が変わる。指揮をする佐藤先生も大変だなあ。特にパーカッション、バス奏者はこれが無ければ楽しくない。

たまたま2人の少年と同席した。何処から来たのと聞いたら多摩地区から来たという。他校の少年で友達が演奏してるんで見に来いと云うんできたという。どうだい?と感想を聞くと「器用すぎるよ!」だって。
中学2年でふざけて見ていたが、なかなか鋭い観察、恐れ入りました。

写真は拡大してご覧下さい
写真1歓喜の演奏
写真2パーカッション
写真3満席の会場

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平成6年卒 バレー部新年会
投稿者:笹原英明(平成6年卒)
2012年4月19日(木)

毎年恒例となった平成6年卒バレー部の新年会を、今年は新橋の焼き鳥屋で開催した。今回集まったメンバーは梶原啓君、片山薫君、近藤圭輔君、中野哲也君、私の5人で、宗像敬穂君は都合が合わず残念ながら不参加。バレー部時代は時間にルーズだった皆も、社会人になって揉まれたのか、どんなに仕事が忙しくとも最近は会の開始時間には必ず全員が揃うまでに成長した。
バレー部時代の思い出話は勿論、仕事の苦労話や子供が産まれた話など、毎年集まっているにもかかわらず、話題には事欠かない。会も中盤に差し掛かると、話題の中心は3年振りに再会した梶原君に移っていった。誰よりも安全で美味しい野菜を作りたいと一念発起して数年前に脱サラし、現在は奥様と2人で長野県で有機農業を営んでいる。私の子供が産まれたときにお祝いとして送ってくれた有機野菜の美味しさは今でも忘れられない。農業という決して生半可ではできない職業への転職を、彼は強い意志と努力で見事に成功させた。この美味しい野菜を一度食べてみたいと思われた方は、
梶原啓(akira.kajiwara@gmail.com)
までお気軽にご連絡いただきたい。特にお子様がいらっしゃる方には是非お勧めしたい(この野菜を食べて野菜嫌いになる子供は少ないと思う)。
たった3年という短くも青春がたくさん詰まったバレー部で一緒に過ごした仲間が、海城高校を卒業して18年経った今でもこうして毎年の近況を語り合える友でいられるのは、海城学園、そして我々バレー部の顧問だった故加茂先生、故桑野先生が我々に与えてくれた大きな財産だと心から感謝している。世間一般では所謂「おじさん」と呼ばれる年齢になってしまったが、気持ちだけはまだまだバレー部時代のまま。「おじいさん」と呼ばれる年齢までこの会を続けていくことをメンバー全員で誓い合い、今年の会も無事終了した。

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月命日に
投稿者:国井信男(昭和62年卒)
2012年4月16日(月)

先日、中野にある「海城OBが集う」某店にてラグビー部OBの栗岡さんとS62小林組準会員の横川君と三人で集まりました。当日も私たちとは別に数組の海城OBの方が来たり帰ったりしたようでした。
奇しくも小林先生の月命日ということでボトルキープしたままになっていた小林先生のお酒を勝手にいただきました。生前から、たびたびこのお店の小林ボトルを拝借したものでしたが、それも今回で最後になります。

「小林先生を偲ぶ会」および墓参を7月7日にやろうと話し合っております。また決まりましたらお知らせいたします。「偲ぶ会」会場は海城カフェテリアになろうかと思います。


追記
最初、間違えて海城ラグビー部OB会長小林様のボトルを一杯飲みました。失礼いたしました。



画像上:小林先生のボトル
画像下:左から横川君、栗岡さん、国井

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野球観戦記
投稿者:横山伸一(昭和57年卒)
2012年4月5日(木)

おひさしぶりです!以前に「応援席の名物男」的に取り上げて頂いた事もある(爆)S57文B4組卒の僧正こと横山です!
昨日行ってきましたよ・・・春とは名のみ、厳寒の八王子高校・上柚木Gへ。
我らが梶監督の初陣(、ではないんですよね?)を応援すべく「対 都武蔵村山戦」。朝の天候(我が家の武蔵野市方面は豪雨)から90パー中止と踏みつつも、(せっかく減らした有休モッタイないし)ままよ、行くだけ行って・・・と遠路はるばる行ってみれば、「マジ!決行!?」
 海城1塁側後攻、30分押しの13時プレーボール。夏から健勝に成長したサウスポー新井君が、いきなり初球で相手一番を投ゴロに仕留めるラッキースタート。
 その後、追いつき追い越し(あるいは追い越され)、終盤は伝統のお祭り野球が炸裂し、4-5惜敗は残念ながら、タフな試合ぶりに、確かな手応えを感じ、号泣する選手にはかける言葉もないながら「大きく開花するつぼみの予感」を確信しつつ、雨の八王子山中を後にしました。
(しかし、春でこれだけ仕上がったたくましいチームなら、今夏こそは、ひょっとして…いけない!トラタヌになっちまう…神戸あたりのホテルの予約とか、気が早過ぎ!(爆))
ところでユニ、微妙に変わりましたね。胸の海城の二字に軽くボールドかかって(太まり)、そこをイエローエッジが縁取り、びっくりしたのは右肩の「新宿」!私学の意地とか誇り、的に“無くてもいいんじゃ…?”とも思いかけたけど、夏にあの関西の球場行くんなら、挨拶代わりに仕方ない(コラコラ)
何より、間違っても「新大久保」って入れるよりは全然賛成。(爆)
新井君、ゲンちゃん、ヨシザワ君、棚橋君、水野君…(名前パッと出てこなかった選手ゴメン。齢なんでさ)ケガに注意しながら、鍛えてね。今年も下関西の夏は、暑いで〜(やめな、っつーの。)

※この投稿は3月中旬にいただきましたが、システム障害の影響で掲載が4月になってしまいました。お詫びいたします。(広報委員会)

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