クラブ・委員会ひろば

春は頼むよ!
投稿者:広報委員会(昭和62年卒)
2015年9月6日(日)

9月5日(土)府中工業高校グラウンドにおきまして、秋季東京都高等学校野球大会一次予選、海城対成城戦が行われました。

ご近所でもあり、創立の歴史的(海城=海軍予備校・成城=陸士予備校)にも縁のある両校。多数の海城OBが見守る中での対戦となりましたが、残念ながら1対2での惜敗となりました。

海城野球部は昨年の秋季大会も一次予選一回戦敗退でしたが、春季大会は一次予選突破本戦進出、夏の選手権大会三回戦進出という結果を残しました。

今年のチームもここからの奮起に期待したいと思います。

画像:試合にて

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那須海城祭訪問記(その2)
投稿者:高橋有仁(平成5年卒)
2015年9月5日(土)

(その1より)

塩田氏がエキストラで出たドラマに戻りましょう。それは実在のシングルファーザーが、高校浪人して入学した息子にお弁当を作り始め、卒業式の461個目まで一日も欠かさずお弁当を持たせた話。
教室の場面や屋上が出ると「ここですよ。」と教えてくれます。しかもドラマに出てくるお弁当は、ここの調理室で料理専門のスタッフが作ったのだそうです。

いよいよ塩田氏登場。それは全くの偶然だったそうですが、主人公である父親は福島県沿岸の町の出身で、ドラマでは主人公が先の震災を知って地元に電話をかけ、どの避難所に何が要るか荷物を車に積んで現地へ向かうというもの。行った先、見ている私は完全に福島のどこかの避難所だと思い込んでたのですが、展示スタッフさん、「ここの建物のひとつです。」と笑ってます。荷台から支援物資の段ボール箱を運び入れている青いジャンパーの人、消防団か町内会の人か、災害ボランティアかに見えたその人が塩田氏でした。

ロケをドラマ設定の現地や人物に見せるプロの腕に感動しましたが、それに増して、地元人役で笑顔で働くその1、2秒の裏に、大切な校舎を捨てざるを得なかった那須海教師の無念が、見終わったあと胸に沁みました。

ほかの展示へ。もうひとつ感心したのは、生徒さんが見知らぬ人とすれ違うときも必ず「こんにちは」と声かけてくれることです。在校生が少ないので、廊下で1対1になることが多く、そうなれば挨拶するのが普通なのでしょう。子どもがなつくのもここかもしれません。

また卒業生たちが廊下で即席のライブ演奏をしてました。在校生22人と聞いてさびしかろうと思って行ったのですが、若者が大勢いるではないですか。OBがたくさん遊びに来ているのです。出演?もしているから例年と規模が変わらないように見える。
大久保校は卒業生で文化祭に来るのは帰属意識のある限られた人でしょう。

それに比べナスカイOBは楽しそうにやって来ます。彼らは母校に行けば、塩田先生が昇降口の前でラムネ売りに立ち、自分を見つけて声をかけて迎えてくれる。お盆が先祖をお迎えする祭りであるように、学校でする祭りが持つ役割を、塩田氏が教えてくれた気がします。

写真は玄関の内側です。見るとおそろいの黄色いTシャツを着てますね。大久保校の海城祭では文実が毎年スタッフ用にその代のTシャツを作ります。塩田氏も那須校でその慣例を導入されてますが、ここでは生徒教職員全員です。
一昨年は野球のユニホームのデザインで、茂木校長も着ており名前の部分はSHIROKUMA(生徒が勝手にその名前で発注した?)。どちらもこの学校のあたたかさが感じられてなりません。

余談ですが先の学校ロケ応援スタッフさんに「ところで那須海城高校の閉校までの一年を追う企画は来てますか?」と聞きました。今のところ無いそうです。

先生方は期限が見えているだけに、学校生活の一日一日を宝物のように感じて終えられていることが目に浮かびます。
平成29年3月のその日まで応援させてください。
(H5卒 高橋有仁 記)

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那須海城祭訪問記(その1)
投稿者:高橋有仁(平成5年卒)
2015年9月5日(土)

こんにちは。海城祭も近くなったので、6月に那須海城高校の文化祭を訪ねた話をしようと思います。高校と書きましたのは、正式名称・那須高原海城中学校・高等学校が2012年に多摩市へ移転後、新規募集を休止したため現在は高2・3生のみ在学しているからです。

その前の週、海原会総会で塩田教頭とお会いしたとき「文化祭ぜひ来て。いま全校生徒22名なんだよ。」と聞いてましたので「来年が最後となってしまう。目に焼き付けねば」と思い、行ってまいりました。しかし実際に見て、その見方はあわれみであり在校生に失礼であること、行ってみて逆に教えられたことをここに書きます。

近年のナスカイ祭は2011年9月に大久保校3号館で、翌12年より多摩市の元公立中校舎で、大久保でもかつてそうであった6月に文化祭をしています。
塩田顕二郎氏は海城OB、1990(平成元)年の文化祭実行委員長でしたから、校門に置かれたベニヤ板製のアーチや入口の手画き看板、屋台、サークル展示、パンフレットの構成を見れば、塩田氏が生徒さんたちに文化祭のやり方を仕込んできたと、文実OBはわかるのです。

その多摩開催になってからは近隣の子どもたちが遊びに来て、生徒さん制作映画の上映会やおばけ屋敷が名物となっており、そればかりか昨年見たとき、小学生らが在校生と遊んでいるようすが印象的でした。それも子どもたちと、生徒の距離が近いのです。

大久保校もコリントゲームに戸山小の子たちが来ますが、難しいテストに通らないと入れない、という見えない壁が両者の間にあることは否定できないでしょう。

那須校はなぜ子どもたちが「なつく」のか?ナスカイ生には何が備わっているのでしょうか。

元に戻ってもう一つの名物、焼きそばを200NKで買い(えぬけー: 校舎限定通貨。入口のナスカイ銀行で現金から交換する)、栃木産間伐材製の縁台で食べてから校舎に入りました。昨年会った文芸部の生徒さんたちいるかな?と歩いてくと新しい展示部屋が。
「那須高原海城高校 ロケ作品一挙公開」。???

「ロケの街「多摩」テレビ・映画で出会う町」という民間のポスターが貼ってあります。入ると芸能人(美少女)を真ん中に、生徒教職員が笑っている集合写真が何枚も。説明に近づいてきたの方は先生かな?と思ったら地域住民だといいます。話によると、最近多摩市では映画やドラマ、プロモーションビデオを誘致する取り組みが行われており、街や自治体の設備が使われるのですが、中でも学校を舞台にする空き校舎は特に需要があるというのでした。

その中で那須海城高校は人気があるのか、この一年でいくつもロケが行われ平日は大勢の制作スタッフが訪れ放課後、使っていない階や屋上などで撮影が行われたと言うではないですか。それもテレビで見かける人がたくさん。なお出演者は役者さんやエキストラであって、撮影場所を提供する、というサービスだそうです。

「塩田先生も出演されたんですよ。ご覧になりますか?」と、昨日つなぎ合わせたという30分ドラマを見せてくれました。この展示解説にしても準備にしても、教職員や保護者ではありません。地域の人が学校内に入って一緒に活動しているのです。上記の子どもたちがなつく、だけでなく大人たちからも大事にされている学校なのでした。全寮制というと地域から孤立するイメージがあります。校舎も、道路からだいぶ入った丘の上です。それなのに近所の人がにこにこと入っている。

(その2へ続く)

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海城高校サッカー部の躍進
投稿者:広報委員会(昭和62年卒)
2015年8月19日(水)

年末年始に行われる全国高等学校サッカー選手権大会は野球の甲子園と並ぶ高校スポーツの一大イベント。その予選は夏休みの今の時期から始まっている。今冬行われる94回大会においては、東京ではAB代表2枠の座を争い、1次予選からは34ブロックに分かれた293校、それにシードの30校を合わせた323校が出場する。

海城高校サッカー部は1次予選の第11ブロックから出場。順調に勝ち進み、決勝に進出している。決勝の対戦校は大東文化一高で8月20日(木)15:30~駒沢第二球技場にて行われる。ブロック優勝をして二次予選への進出を果たすと東京ベスト64進出となり、東京都予選のパンフレットにチームの写真と個人プロフィールが載るとともに、来年のシードの可能性も出てくる。選手にとってもチームにとっても名誉であり大変意義深いことである。

強豪選手を集めている強化校と違い、海城はサッカーを愛する普通の高校生のチームだ。体力+頭脳の海城イレブンの活躍に期待したい。

海城高校サッカー部では同期OBの交流が行われていることは海原会で把握しているが、年代を横断したOB会の存在は知られていない。公式非公式を問わず、存在するのであれば是非海原会までご連絡をいただきたい。
海城高校サッカー部の躍進がOB結束のきっかけになればと思う。

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強豪相手によく頑張った
投稿者:広報委員会(昭和62年卒)
2015年7月19日(日)

今年の海城は球場運が良く、1回戦に続き2度目の神宮だ。
7月15日(水)に行われた3回戦、海城の対戦相手は東東京大会第1シードの関東第一高校だった。海城の先攻で試合開始。

【1回】
一回の表、関東一はエースを温存し背番号10の左腕。奮起したい海城だが、内野ゴロや三振で三分で攻撃が終了。チェンジ。
一回の裏、関東一の攻撃。エラーで出塁を許したものの海城のエース松元選手が好投。フライやゴロで打ち取り無得点。チェンジ。

【2回】
二回の表、海城の清水選手が両チーム通じての初ヒットで出塁するも、牽制死でチェンジ。
二回戦裏、関東一の攻撃。二死からの出塁を許し、いつの間にか満塁にされたところで痛打。誰もが失点を覚悟したが、セカンド阿部主将が好捕しうまく捌いて内野ゴロ。無失点で切り抜けチェンジ。
一方的な展開も予想されていたものの、2回までは両チーム無得点。

【3回】
三回の表、海城の攻撃は淡泊に終わる。
三回の裏、関東一の攻撃。四球のランナーが盗塁で2塁へ進塁。さらに内野ゴロのすきに3塁。そこで捕手のパスボール。無安打のまま1点献上。0対1で海城が追う展開だが、何とか後続を断ちチェンジ。

【4回】
四回の表海城の攻撃。連打で1対1の同点に追いつき、逆転のランナーが三塁。一気に逆転ムード。しかし、関東一の投手がきっちり締めて内野ゴロで残塁。チェンジ。
四回の裏関東一の攻撃。ここで関東一はピッチャーに代打。勝負に出たのか?代打が出塁するとまたも盗塁を決められる。一死一三塁、追加点のピンチ。
相手は背番号8の大型遊撃手。観客席からはアレックス・ロドリゲス似?との声も上がる「打ちそうなオーラ」を持っている。ハラハラしながら見守るも、エース松元の球威ある速球で三振!
その後もピシャリ、といきたかったが、後続打者に2点タイムリー。その後は抑えてチェンジ。1対3で海城が追う展開。

【5回】
五回表、海城の攻撃。
この回から登板の相手投手は背番号18でエースではない。しかし、すごい速球を投げ込んでくる。攻めどころをつかめぬままに3アウト。チェンジ。
五回の裏、関東一の攻撃。攻撃が一巡して2度目の打席となると俄然攻めが厳しくなる。
無死一三塁で絶妙な送りバント。海城がバント処理をミスし、二者生還。
さらにヒットで1点追加。1対6で海城が追う展開。
さきほどは三振だった大型遊撃手が走者一掃タイムリーで1対8。
ここで松元選手は無念の降板。2番手の高橋投手がマウンドに上がるが、一死一三塁でプレッシャーのかかる局面。ストライクが入らず押し出しでこの回6点目を献上。
なおも一死満塁。1対9で海城が追う展開。あと2点取られたらコールド負け。これ以上の四球は避けたい、と思ったところ、カキーン!なんと満塁ホームラン。5回に10点を失ってのさよならコールド負け。

【感想】
堂々たる試合運びをした序盤は天晴れ。後半で関東一高を乗せてしまったのは悔いが残るが、押し出しでずるずると後退していくのではなく、満塁ホームランという豪快な打ち上げ花火で引導を渡されたのでは納得がいくというもの。さすが関東一高、強豪はやはり強豪であった。

画像上:エース松元の力投
画像中:ゲームセット
画像下:試合結果

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