クラブ・委員会ひろば
海城高校野球部 都立大島高校戦
今夏の海城高校野球部は炎天下の続く12日に神宮第二球場での2回戦から登場。相手は都立大島高校、「みせろ! 島根性」の横断幕。対する海城はいつもの伝統ある「ONE FOR ALL!ALL FOR ONE!」で対抗。開幕緒戦とあってベンチ入り以外の野球部員の応援、吹奏楽団の応援といずれもフレッシュな熱意を感じる。
試合は1回、大島高校の先頭打者の飛球が定位置から少し左にいた野手の左中間に飛ぶアンラッキーな2塁打で1点先行される。
海城の攻撃は3回、9番の春日君のセンター前からはじまり、5番の小林君までが連続して出塁。四球と4安打を集中して5点を取った。
8回、少し疲れの見えた小林投手が先頭打者に死球を与え、犠打と適時打で2点目を取られ、尚1死満塁のピンチを内野ゴロでダブルプレー。見事にピンチを凌いで勝利を 確実なものにした。
試合は先制された海城打線が3回に集中打で逆転、5対2で順当勝ち。主将で5番を打つ小林投手は良く相手打線を抑えた。前半は残塁も少なく野手陣の堅守も目立った。コンスタントに打つという海城打線の集中打も日頃の練習の賜物。
惜しむらくは4回、6回に追加点のチャンスを活かしてもらいたかった。ややムラがあった。
終わってみると、長打は少ないが7番を残して全員安打だった。次戦も奮闘に期待したい。
画像上:3回の猛攻。満塁で一打逆転の好機
画像下:応援スタンドの観衆に挨拶する海城球児
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。