クラブ・委員会ひろば

古賀理事長と徳光会長の座談(7)
投稿者:広報委員会(昭和62年卒)
2013年5月28日(火)

会報「海原」37号で巻頭特集された古賀理事長と徳光会長の座談の全文を10回に分けて掲載いたします。こちらは第7回です。

==============

徳光
私は四国八十八ヶ所のお遍路をしているのですけれどね。今は78ヶ所までいったところです。最初のうちは仕事だという部分も自分の心の中にあって、番組的に町の人に声をかけようと考えたりもしていたのですが、50番を越えるあたりからは、仕事とかそういうことは抜きにして平気に挨拶できるようになったんですよ。自然な形で挨拶できるようになった。そうすると、相手の反応も変わってきた。胸襟を開けば…、ということなんでしょうけど、今は、もう名刺もなく、声をかければ返ってくる言葉に、励まされています。人間はいかに素晴らしいか。顔を見ての会話をすることは素晴らしい。
何か固まってたのが溶けちゃったのかな?私の場合、ひと言で言うと肩の力が抜けたということです。もちろん、そうなるには年齢的なこともあります、若い人はそうそう肩の力なんか抜けないと思いますけど。力が入っていて良いと思います。若い人が肩に力を入れて頑張ことで失敗もあるけど、それはそれでそれ以上にその人物を大きくしたり幅を広げ行くのですから。若い人にリスクから離れたいという気持ちが蔓延してきたという話が先ほど出ましたが、そうではなくて人と触れあって失敗しても良いから大きくなってほしいですね。
海城がそういう気持ちの若者であふれるようになったらうれしいですね。
学力が上がるだけでなく、人間的に大きくなろうという気持ちが芽生えだしたらまさに文武両道。

古賀
最近は海城生を見て、すれ違う人、尋ねてくる人がみんな良い生徒と言ってくれる。
お行儀は良いですよね。でも「良い生徒」を装ってるのではなくホンモノの良い生徒と言われたいです。

(続く)


編集部注:この座談は平成25年4月13日に海城学園理事長室にて行われました。

<< 一覧に戻る

リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。

海原会ニュース アーカイブ
「ひろば」は、同窓の皆さんが自由に投稿できる掲示板です。同期・同窓やクラブ・委員会の連絡等に、是非活用してください。リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。
会長挨拶
校歌
会費納入のお願い

海原会の運営はすべてみなさんからの会費収入によってまかなわれています。そのためにも会費未納(永年会員を除く)の方は、ぜひ会報に同封された振り込み用紙により納入してくださるようお願いいたします。
年会費:3,000円(毎年払込)
永年会費:30,000円以上

住所変更について

会報送付のため、住所が変わった方は海原会までご連絡ください。当サイト「海原会へのお問い合わせ・ご連絡」からも、会員の住所変更を受け付けております。本人確認のため、卒業時の担任名を併記してください。

会報「海原」同窓会投稿のお願い

会報「海原」では、同窓会の記事を募集しています。同窓会の投稿(写真)をお待ちしています。