同期会・同窓会ひろば

「教養と教育を心がけるべし」
36会は6月14日午後、恒例の総会を母校・海城高校で開催。出席者は23人。今回は2023年1月に亡くなった樺山武弘君の娘さんが参加。若き日の父親が学んだ学校の雰囲気を体感し、多感な3年間を共有した旧友の皆さんに、樺山君の生前の様子などをお話ししたいとの要望から実現したもの。学校を出て後、仕事の関係でオランダのハーグに居住。スイスの山麓地帯に伝わる民俗音楽に興味を持ち、日本にヨーデルの魅力を伝えるために尽力し、雑誌「山と渓谷」や新聞に寄稿するなど、山男でもあった樺山君の多彩な活動を話してくれました。娘さんを囲んでの会話も弾みいつもと違う華やいだ空気に包まれた総会となりました。
またハワイから駆け付けてくれた立花幹史郎君がアメリカの関税政策で揺れる現地の様子をレポート。海外から入る各種部品が高騰して、自動車の修理代が30~40%もUPするなど、諸物価値上がりで関税政策のシワ寄せは現地の暮らしにも忍び寄っている由。「ハワイから出る住民や海外の観光客が減少。円安で厳しいですが、日本からのお客さんが増えてくれるといいんだけどね」とは立花君の弁。
引続き参加者の近況報告に移り、金子宜男君が日頃実践している「種まく人」の畑作生活を語り、吉本泰一郎君は自らクラリネットを担当するジャズライブに言及。一方、「我々世代には教養と教育が大事」と言うのは斉藤邦男君。「今日、用事がある。今日、行くところがある」を心がけないで家に籠っていると心身が委嘱するというわけで、気軽に膝関節と大腿筋を鍛えるエクササイズを披露。このところ「教養」と「教育」には縁遠い人間には耳の痛い指摘でした。
この後、海原会総会に参加。次いで10数人の有志が宵闇迫る四谷界隈に繰り出し魅惑の夜を過ごしたのもいつも通り。いや、みんな元気でした。
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。