同期会・同窓会ひろば

同級生、今度はラジオ出演!
投稿者:齊藤 亮輔(平成11年卒)
2014年3月26日(水)

このひろばの投稿でたびたび言及しております『戦争の日本中世史―「下剋上」は本当にあったのか―』(新潮選書、1,500円+税)の著者である呉座勇一君(平成11年卒)が、去る24日(月)深夜、ラジオに出演しました!
本人にとっては、初めてのラジオ出演(しかも生放送)です。
 
出演した番組は、TBSラジオで毎週月曜日~金曜日の22時から放送されている「荻上チキ・Session-22」という番組です。
この番組、ホームページ上では「様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます」と紹介されています。
 
呉座君が出演したのは、24時から始まる「Session袋とじ」というコーナーでした。
題して、「知っているようで、知らない。リアル一揆!」。
呉座君は、一昨年に『一揆の原理―日本中世の一揆から現代のSNSまで』(洋泉社、1,600円+税)を出しており、今回はそれに関する内容について語ったのです。
 
まず冒頭、一揆の研究をするきっかけについてやりとりがあった後、一揆の話について詳しいやりとりがありました。この中では、一揆は農民が竹槍で行うイメージが強いが、実際は農具を持って人を傷つけないようにして一揆に参加したこと、中世では、百姓だけではなく武士や僧侶も一揆を起こしたこと、一揆の黄金時代は中世であったことなどが語られました。
 
投稿者は事前に情報を得ていたことから、最初から最後まで聞きました。
投稿終了後、感想のメールを呉座君に送ったところ、「生放送は難しい、時間配分が上手くいかず、江戸時代の百姓一揆の話ばかりになってしまった。本当は中世の一揆についても語りたかった」との返信がきました。
 
なお、今回の件については、放送前に海城OBの皆様にお知らせしたかったのですが、投稿者が出演の知らせを受けてから当該出演日までの期間が非常に短かった等の事情により、事前にお知らせすることができませんでした。非常に残念です。
内容自体は、番組ホームページの「ポッドキャスティング」から聞けるので(但し、放送日から1か月間のみ。それ以降はホームページから削除されます。)、興味を持たれた方は、下記サイトからお聞きいただければ幸いです。
 
http://www.tbsradio.jp/ss954/2014/03/20140324session.html
 
また、書籍『一揆の原理』についても、最新作『戦争の日本中世史』と共にお買いいただければ幸いです。

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