同期会・同窓会ひろば

JR古川駅(東北新幹線)コンコースに太田國廣氏の作品永久設置
投稿者:杉山紘千佳(昭和36年卒)
2011年10月7日(金)

昭和36年卒の海原会広報委員の杉山です。『美術の窓』8月号に同期の太田國廣君(画家、新制作協会所属)の記事が出ていたので紹介します、
以下は記事の抜粋です。

宮城県大崎市の玄関口古川駅は、新幹線で仙台からわずか1駅だが平泉ともつながりが深く、高い文化的背景を持った町にある。今回、駅のリーニューアルに伴い、洋画家・太田國廣氏の作品3点(大崎市所蔵)がJR東日本古川駅2階の新幹線コンコースに恒久展示されることとなった。先の震災のため、当初予定の3月から約2ヶ月半遅れての式典挙行である。
『万葉集』で大友家持が「産金の地」と詩ったこの地域にあって、金を全面に用いた太田作品は、黄金による風土のイコン化と言えよう。「悠久の黄金平野・大崎」は千手観音が、悠久の歴史と英知が連綿と続く大崎を見守る、未来永劫の発展と極楽浄土を願った作品である。地元の英雄伊達政宗とその妻愛姫が描かれた「悠久の時・政宗公と愛姫」は、勇猛な独眼竜が力強く、そして仏門に入った愛姫が慈愛の念を込めて、大崎を見守る「天空の楽園」は大崎市合併を記念して贈られたものだが、豊かな文化の土壌となった「産金の地」を象徴しているかのようだ。
それぞれの展示に、震災で被災した大崎の地に少しでも希望の光を感じてほしいとの祈りが込められている。

写真上 『悠久の時・政宗公と愛姫』2008年
写真下 記念式典にて
※『芸術の窓』8月号より

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